


いのちをかたちに。
和紙に宿る
旭将軍・木曾義仲の末裔がつくる
「和紙が大将シリーズ」
旭 紅葩(あさひ こうは)
埼玉県秩父郡東秩父村に伝わる、源義仲(木曾義仲)の末裔という家系の物語を背景に、ユネスコ無形文化遺産である細川紙を使ったものづくりをしています。
私の作品は、単なる工芸品ではありません。一つひとつに物語を込めた、個性豊かなキャラクターたちです。
物語の始まりは、故郷である東秩父村の笠山。かつて養蚕が盛んだったこの地で、ネズミ退治の役割を果たした猫たちは、いつしか笠山神社の神使(しんし)となりました。そんな猫たちに、可愛らしくアレンジした菅笠を持たせた作品が「笠山猫」です。
そして、物語の舞台は秩父市へ。この地がオオカミ信仰の土地であることに着想を得て、オオカミに最も近いとされる柴犬が「巡礼柴犬」として登場します。もちろん、猫たちも巡礼猫へと姿を変え、物語を繰り広げます。
作品に登場する猫たちは、木曾義仲をイメージした「よしにゃか」や、巴御前をモデルにした「ともにゃん」など、歴史上の人物から名付けられています。
東秩父の細川紙と秩父の歴史、そして私のルーツが織りなす「和紙が大将シリーズ」。手に取ってくださる方々に、この物語の続きを楽しんでいただけたら嬉しいです。
和紙が大将の3つの強み
1 ユネスコ無形文化遺産「細川紙」の活用
埼玉県東秩父村に伝わる細川紙を用いた制作。
国際的にも認められた伝統素材を作品に取り入れることで、品質・文化的価値の高さを担保している。
「和紙」という日本独自の素材とキャラクター創作を掛け合わせることで、他にない独自の表現が可能
2 歴史と物語を背景にしたキャラクター展開
木曾義仲や巴御前といった歴史人物をモチーフにしたキャラクターや、秩父のオオカミ信仰など地域の伝承をベースに制作。
「笠山猫」「巡礼柴犬」など、地域文化と作家自身のルーツを融合した物語性のある作品を展開。
作品一つひとつにストーリーが込められており、単なる工芸品ではなく「物語を手に取る体験」として差別化
3 独自の手仕事によるオンリーワン性
一つひとつ手作業で制作し、同じ作品が二つとない完全オリジナルの世界観を提供。
作家自身の豊富な美術経験(幼少期からの受賞歴、美容師・講師経験を経た表現力)に裏付けられたクラフトマンシップ。
ふるさと納税返礼品や道の駅での販売など、実際の市場でも「一点物としての価値」が評価されている

出会える物語、和紙の仲間たち
「和紙が大将シリーズ」のギャラリーでは、ユネスコ無形文化遺産に登録された東秩父の細川紙を用い、一点一点心を込めて生み出した作品をご紹介します。猫や犬、龍といったキャラクターには、土地の伝承や歴史が重ねられ、それぞれに物語が宿っています。和紙特有の温かみと、手仕事ならではの表情の違いを感じながら、お気に入りの一体を見つけていただければ幸いです。
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